ブログ
2019年 5月 23日 模試について⑲
こんにちは!担任助手の槌谷真理子です。今回はセンター試験本番レベル模試の「数学1A」について話します。理系にとって数学は受験の要となる科目なので、しっかりと概要を把握していきましょう!
<概要>
試験時間:60分
大問構成:全6問(大問1、2は必答。大問3〜5から2問選択する。)
配点:100点
<大問ごと注意点>
第1問
数と式、集合と命題、二次関数について出題されます。注意するべきところは、最初に問われた問題の答えが次の問題で引用されるということです。つまり、最初の問題で計算ミスなどをするとその後の問題全て間違えてしまうことがあるということです。これはセンター数学全体でも言えることです。また、集合と命題はきちんと、言葉の定義は記号の意味などを把握しておきましょう。
第2問
図形と計量、データの分析が出題されます。注意するべきところは図形と計量では、公式を利用して解く典型問題のところは全体の得点率も高いのでここで失点しないようにしましょう。また、ある程度図を大きく、きれいに書くことを心がけましょう。データの分析では、文量が多いのでここで時間をかけすぎないようにしましょう。
第3問
場合の数、確率が出題されます。注意するべきところは場合の数の問題では、過不足なく数え上げることです。確率の問題で順列と組み合わせの違いをしっかりと理解することです。並び方や列を意識する場合は、順列であり、選び方を意識する場合は組み合わせを用います。確率は二次試験でも重要な範囲になるので、しっかりと理解していきましょう
第4問
整数の性質が出題されます。注意するべきところは大問の一問一問の配点が少なく、計算量が多いことです。また、不定方程式、ユークリッドの互除法、n進法、最大公約数と最小公倍数、約数の個数と総和など典型的な問題の種類も多いので、しっかりと理解していきましょう。
第5問
図形の性質が出題されます。注意するべきところはひらめき、気づきが必要とされるところです。また、相似など中学数学の知識も問われるので、注意してください。
<対策のポイント>
対策のポイントは必答問題の大問1と2の配点が30点と高いことです。なので、大問1、2の分野を得意にすることができると点数が安定します。また、選択問題ですが、基本的にいつも解く大問を決めておいて、問題の難易度的に変えた方がいい場合のみ、変えるとした方が好まれます。