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2019年 8月 19日 大学の授業~物理学科編~

こんにちは。担任助手2年の笹本です。 今日は物理学科の自分が受けている授業についてお話ししようと思います。

物理学科なので、理数系が多いですがとっている授業と軽くコメントを書きます。

確率:高校でも習う確率ですが、大学でも勉強します。確率を関数として扱う確率関数という概念が出てきます。

複素解析:実関数の微積分は高校でもやりますが、それを複素に拡張したらどうなるのか?を扱います。理解すればコーシーの天才さに驚きます。

振動波動論:波動方程式という2階の偏微分方程式の解から世の中の振動現象を解析する学問です。

応用解析:任意の振動を三角関数に分解するフーリエ展開を主に学びます。これを学ぶことで熱方程式をディリクレ境界値問題やノイマン境界値問題のもとで解くことができるようになります。

解析力学:古典物理学と量子論(近代物理学)を結ぶ架け橋となる学問で、オイラー・ラグランジ方程式とハミルトニアンを基礎に運動を解析します。

量子力学:古典物理学の欠陥を補う物理学体系で、シュレディンガー方程式から世の中の現象を説明します。粒子の運動は全て確率的だという考えが斬新で面白いです。

理工学基礎実験:実験です。1週間後にレポートを提出しなければならないので、超大変です。

線形代数:線形性という数学的に極めて大切な性質について学びます。それらが作り出す美しい体系に感動するはずです。意外と高校の内容ともリンクしているので、親しみやすいです。

どれも名前がかっこいいですよね?? 物理に興味がある方はぜひ大学でその知識を深めてみてはいかがですか?

大学の勉強は高校の勉強の何倍も難しいですが、理解したら何倍も楽しいものです。

皆さんもぜひ楽しみにしていてください。